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クラウンビクトリア ポリスインターセプター 整備&ツーリング日記

目次

イベントやオフ会から故障個所まで気になる話題も盛りだくさん!

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最新BLOG 2024.3.22更新!

■撮影会、イベント、ロケ等車輌レンタル致します。

2014年5月、ロスから日本へ輸入した2007年式のクランビクトリアポリスインターセプターの払下げ警察車両(P71)の中古車を購入。初めてのアメ車購入がこの特殊な車ということで、その整備やツーリングの経験を日記形式でシェアしています。興味がある方は磯子の店舗で実車を見ることも可能。詳細はリンクス公式X(旧ツイッターでお知らせします。

クラウンビクトリアポリスインターセプターに興味がある方のほとんどはアメリカンポリス好きなのではないでしょうか。自分自身も好きな方ではありますが、どちらかと言うと映画などで知ったクラウンビクトリアのデザインに惹かれて購入し、その後にポリス好きに至った経緯があります。

サバゲ―よりも家で警察映画を見たり、車のデザインが好きなので車の撮影などをしていたりしております。

最新距離情報

2023年10月18日現在の走行距離など

払い下げの中古車だけど4回目の車検も無事に完了し9年目に突入!

走行距離:220,745マイル(137,164㎞)
稼働時間:3,121時間

フォード クラウンビクトリア ポリスインターセプター:伝説、薬莢、そして魅力

1,序章:アメリカの道を支配した王者

皆さん、こんにちは!今日は、アメリカン・ポリスカー界の伝説、「フォード クラウンビクトリア ポリスインターセプター」について語らせて頂きます。この名前を聞いてピンと来る人もいれば、初めて耳にする方もいるでしょう。しかし、この車は多くの実戦を潜り抜け、アメリカの法執行機関の車両の中で確固たる地位を築きました。”Crown Vic”と呼ばれるこの車は、数々の逸話、そして実戦や映画の中で無くてはならない存在となりました。

クラウンビクトリア013

2,シンプルかつ頑丈:デザインと機能


クラウンビクトリアポリスインターセプターは、初めて1992年に生産が開始されました。外見は一般的なセダンと変わりませんが、その内部には特別な設計が数多く施されております。大容量のトランク、強力なV8ennjinn ,強化されたサスペンション、プッシュバーなど、この車は”タフ”であることを最優先としています

クラウンビクトリア008

3,薬莢の謎:実戦の証か?

最近日本でも多くのクラウンビクトリアポリスインターセプターが輸入され新しいオーナーの元で新しい生活を送っています。しかし、車の中から薬莢が発見されたこのビクトリアは実戦をくぐり抜けて来た証ではないでしょうか。ワイパーアームの付け根の部分に2種類のメーカ、8発の空薬莢が発見されました。そして多くの車両の傷。偶然か必然か、この車の”歴史”を物語るアイテムが散見されます。これはもちろん、この車がどれだけ厳しい現場で使われてきたかを示す一例です。何件もの犯罪現場、幾度と行われた高速追跡を経て、この車は”生き残った”のです。

撮影会

日本での撮影になります。

私のクラウンビクトリアポリスインターセプターが発見された空薬きょうは2種類のメーカー品でした。
混合で使用していたのか銃撃戦が2回あったのかは定かではありませんがCARFAXによると現役時にパンパ―交換をした記録がありました。

要チェックです!

発砲した際にワイパーアームの付け根に空薬きょうが落ちたと思われます。普通の車でそこに空薬きょうが入っていたら犯罪のにおいしかしません。

4,ハリケーンから暴動まで:多様性とその実績

クラウンビクトリアポリスインターセプターは、自然災害から都市の暴動まで、非常に多くの緊急事態に対応してきました、例えば、2005年に起きたハリケーン・カトリーナでは、多くのクラウンビクトリアポリスインターセプターが人命救助や治安維持に大いに貢献しました。同じく、1992年のロサンゼルス暴動の際にも、この車は全線で活用しました

クラウンビクトリア012

5,終章:名車の退場とその後の影響

残念ながら、この伝説ともいえる車は、2011年に生産終了となりました。しかし、その後も多くの法執行機関、特に地方の警察署では、新しい車に買い替える予算がないため、今もクラウンビクトリアポリスインターセプターを使用しています。シンプルで古き良きフレーム車の信頼と耐久性は、新しい世代の車が追いつくことの出来ないレベルにあります。

この車は数々の実戦と厳しい状況を乗り越え、多くの命を救ってきました。たとえ新しい来るが出てきたとしても、クラウンビクトリアポリスインターセプターの伝説は、この車にかかわった人々の心に、そして多くの作品に、永遠に刻まれるでしょう。

埠頭

今は閉鎖された大阪のナナガンでの撮影になります。雰囲気は抜群でした。

皆さん、当ブログを読んで頂きありがとうございます。

クラウンビクトリアポリスインターセプターがどれだけ多くの瞬間、多くの人々、多くの歴史に関わってきたかを理解すると、これがただの車であるとは言えません。

それが、この車の真の価値なのです。

20231029クラウンビクトリア2

クラウンビクトリアポリスインターセプター輸入記

車を輸入するにはリスクや費用が掛かってきますしその後の整備や点検・部品の供給を考えると信頼できるアメ車ショップに頼むのがお勧めです。特に輸入台数が少ない車はなおさらだと思います。ここでは、どんな費用が掛かったか紹介します!※費用は2014年6月当時の金額になります。

ざっくりと車両代金+100万円位掛かりました。

(左)登録が終わってすぐのころの写真です。青ライトだけ日本で追加しましたが、その他はストック状態です。(右)の写真は日産の本牧港にロサンゼルスから届いたばかりの写真です。

アメリカ国内で掛かる費用

・車両代金〔2007年式だと3,000㌦~7,000㌦位が多かったです〕
・現地で車両確認〔現地の人の手間代です。ショップに頼めばコミコミ〕
・アメリカ国内輸送保管(自分は輸送と保管で700㌦位)
・修理費用〔シートベルト改善とフロントシート2脚の張替〕(500㌦位でした。)
・謎の1000㌦〔元オーナーにぼられた可能性w〕
・ルームクリーニングも頼んだがお金だけ取られて適当だったw(100㌦)

ロサンゼルスに車があった時の写真です。意外と綺麗だった元のシート。シートベルトは改善前。

車両探しはネットでカー&トラックス等で探しサイレンアンプやトラフィックアドバイザーにウーファーが装備されている車両を探し発見しました。車両はピンキリで廃車寸前のものから、払い下げられた後に警備会社や小さい法執行機関に再度使われているものまで様々で日本では考えられないくらい酷使されている個体もあります。

今回は走行距離は走ってますが比較的程度の良い個体が見つかりましたが変なのを購入すると後々、悲しいことになってきます。シートの張替等は日本でやるよりアメリカ国内で作業してもらった方が安いし部品もあるので良いのですが、時間かかる事もあります。車両本体的には2007年式から後期型になりタコメーターの装備や内装も変わってきますので、狙うなら後期型がお勧めになります。日本ではマイナーな車でもアメリカでは超メジャーな車なので台数が沢山あるので、地道に探すとよい個体が見つかるはずですよ!

クラウンビクトリア004

日本で掛かる費用

・船代〔日産の船でロスから横浜まで来ました。〕(800㌦から1000㌦位)
・関税やらなんやら
・ガスレポやらなんやら
・港からの輸送費用
・改善作業
・登録費用
・この辺の作業の費用

船代はドルで請求来ますのでレートによって金額が変わるので注意が必要です。業者さんによって、なんちゃらフィーとか言う金額が前後します。個人で輸入した人が一番困るのがガスレポではないでしょうか・・・。今回は知り合いの業者さんに探して貰って出してもらいましたが、マニアックな車だと枠がなくて新規に検査すると心が折れる金額が請求されます。

これも業者さん次第ですが、自分の場合は一桁台で譲っていただきました。改善もチャキチャキ米国車なのでウインカーは赤とかありますのでこれも日本の法規に対応させなくてはなりません。
今回は船代から登録までは知り合いの業者さんにお願いしたので港に車が来てから納車まで5日(早い!)金額もお安かったです。知り合いを駆使すれば低予算で輸入できますが、手間がかかるのと誰にも文句が言えない自己責任になるので注意です。

クラウンビクトリア005

整備費用2014→2020

・バッテリー交換 PRIMAX MF65-750〔激安でした!〕
・ヘッドライトの交換〔曇っていたため〕
・タイヤ交換〔235/55R17 アドバンデシベル〕
・クーラント交換
・前後ブレーキパット&フルード交換
・オイル&フィルター交換〔3000㎞交換〕
・ハイオク給油〔レギュラーでも良いのですが気分的に〕
・ウォーターポンプ、ベルト、クラーント関係
・屋根塗装

壊れた時の修理内容2014→2020

・イグニッションコイル&プラグ交換
・ラジエターファンコントローラー交換
・エアコンリキッドタンク交換
・ライトコントロールユニット交換
・エアコン冷暖房切り替えユニット交換
・ブレーキスイッチ交換

ユニット内にプラスチック製のギヤなどがあり、それが割れて壊れている場合が多かったです。

アメリカではパトカーやタクシーに使用されているだけあって余り壊れません。イグニッショコイルも壊れましたが19万キロ以上走っているので整備の範囲ですかね。日本車とは違うし気候も違う走行距離も走っているのである程度覚悟は必要ですね(笑)

パーツの価格もピンキリでイグニッションコイルは純正だと1本12,000円で中華製だと8本で2,000円のもあります(笑)今回は間をとって1本7,000円のDenso製にしました。メーカー製の方が保証もあり安心ですもんね。燃費に関しては特に気にしては走ってませんが市街地で6㎞・高速で8㎞・踏み込んで4㎞位です。燃費走行で走ればもっと良いかもです。クラウンビクトリアが欲しいと思った方にちょっとは参考になればと思います。

クラウンビクトリアポリスインターセプターやカプリス・チャージャー等のポリスカーにお乗りの方や国内ポリスカーにお乗りの方、よかったらご連絡ください~!お好きな方もどうぞ!

映画『15minutes』の劇用車に憧れて

2001年制作のNYPDの刑事とNYFDの消防員が事件を追うサスペンスアクション映画でロバート・デ・ニーロが主人公だと思いきや・・・な映画です。数々の映画でクラウンビクトリアポリスインターセプターが登場しますが刑事仕様のビクトリアが活躍する唯一のと言って過言ではない映画です。

クラウンビクトリアポリスインターセプターは1998年にモデルチェンジをしたので登場から2~3年年くらいしか過ぎておらずイエローキャブなどはモデルチェンジ前の個体がほとんどでなので、ビクトリアの美しいフォルムがひと際目立ちます。

前期モデルの黒鉄ホイールにダッシュマスターとストロボライトと言う渋さがたまらないです。その当時は最新仕様でしたが。民生用のメッキグリルも真っ黒なボディに映えますね。

私のビクトリアは『15minutes』仕様をもとに仕上げています。

15minutes1

ダッシュマスターが渋い!意外と回転モーターの音がうるさいです。

15minutes2

このシーンがかっこよすぎます。

15minutes3

前期なので16インチホイールです。本当は前期のホイールキャップがかっこよくて好きなのですが後期型には純正16インチホールは装着できません。

細かな点は違いますがぱっと見は映画仕様でないでしょうか。

20231029クラウンビクトリア5

車載装備品

ダッシュライト

Whelenのダッシュライトです。CA法規に則り赤常時点灯、青点滅です。昔ながらのストロボライトも装備されています。

トラフィックアドバイザー

トラフィックアドバイザーは輸入した時に最初から装備されていました。

装備品

Whelenサイレンアンプ・Federalスマートスイッチ・Motorola無線機を装備しています。

クラウンビクトリア205

ProgardのM870用ショットガンホルダー装備

ガンスポ

UnionのガンスポットライトにWhelenのLEDライトを装備。かなり明るいです。因みに車検は作業灯扱いになります。

クラウンビクトリア210

クラウンビクトリアポリスインターセプターと同じ年式の2007年のLA地図も搭載。

リヤシート

後部座席はビニールシートです。汚れがついてもすぐに拭きとれます。

GPSアンテナ

ダミーですがGPSアンテナです。

無線アンテナ

円筒形のMotorola無線機用のアンテナです。

ポリスインターセプターエンブレム

ポリスインターセプター純正エンブレムです。

ステッカー

LAPDのPCによく張ってあるステッカーです。薬物乱用耐性教育 (D.A.R.E.) は、規制薬物の使用、ギャングへの参加、暴力行為の防止を目的とした教育プログラムのステッカーになります。

ライト

室内灯です。赤と白の点灯が可能です。赤は外から視認されにくくなり狙撃等のリスクを低くする意味合いがあるみたいです。

中古車で買うならおすすめは後期型

中古車しかないですがクラウンビクトリアポリスインターセプターは大きく分けて1998年から2006年の前期型、2007年から2011年の後期型となっています。なにやら中期型というのも存在しているらしいですが分かりません。

前期と後期の違いはエンジンパーツや足回り、タコメーターの有無等ありますがインテークマニホールドのプラスチックが劣化し破損事例が多く、おすすめは後期型となります。

しかしながら後期型は赤ウィンカーとなり法令に則るなら前期のオレンジウィンカーテールランプに交換が必要になります。

足回り形状はかなり変更されていて前期の車体に後期のホイールを装着したくてもぽん付けでは出来ません。その逆もしかりで本当は前期のホイールを履かせたいのですが大変な工事になることは間違いなく、あきらめています。

クラウンビクトリア前期2

前期ホイールキャップ。渋い!

缶スプレーで塗ってみた。

皆さん、こんにちは!今回もクラウンビクトリアポリスインターセプターの外装アップグレードの冒険をお伝えします。前回、私たちはホイールとドアトリムの塗装に挑戦し、成功を収めました。今回は、更なるカスタマイズのためにフロントパネルを缶スプレーで塗装してみることにしました。果たして結果はどうなるのか、ご一緒に見ていきましょう!

フロントパネルとはワイパーの付け根の化粧パネルの事です。調べてみて初めて名称を知りました!

日焼けで劣化
輸入した時は黒っぽかったのにプラスチックの劣化で白くなってしまったフロントパネル。
塗装作業20
ワイパーを外します。
前に薬きょうが発見された時に一回とったことがあるのですが完全に失念して四苦八苦しました。ねじ止めじゃなかった。
塗装作業21
外れた
ワイパーの根元にフックみたいのがあり引っ張るとすんなり外れました。ヘッドライトみたいな方式ですね!
塗装作業22
ごついな
1個のモーターでワイパーを動かしているのですがやたらごついアームが。この場所も清掃しておきます。
塗装作業23
洗浄と脱脂とミッチャクロン
まずは洗剤で汚れを落とし脱脂して油分を落とします。そしてミッチャクロンを施工。下処理はこれだけです。なんせ安定のつや消しブラックでの塗装です。
塗装作業25
マスキング
ゴムの部分はマスキングして塗らないようにします。
塗装作業24
つや消しブラック
つや消しブラックより塗りやすい色はないんでないでしょうかと。
塗装作業26
ワイパーアームも塗装
ついでにワイパーアームも塗装します。もちろんつや消しブラックです。
塗装作業27
綺麗に塗れた
ソフト99のつや消しブラックは素人の味方。ものすごくきれいに塗装できました!
塗装作業29
まるで新車やな!
新車のような輝き!つや消しなので輝いてはいませんが綺麗です!施工も簡単だし古い車には効果的な塗装かもしれません。
塗装作業30

塗装が完了し、マスキングテープを取り外す瞬間はワクワクしました。そして、その結果は期待を上回るものでした!フロントパネルが新しく生まれ変わり、車全体の外観が一層格好良くなりました。

このプロジェクトを通じて学んだことは、計画と準備が成功への鍵であることです。思い付きの塗装プロジェクトも、注意深く実行すれば素晴らしい結果を得ることができることを再確認しました。そして、次回の挑戦に向けて、新たなアイデアと自信を持つことができました。

自分の車を美化したり、家のプロジェクトを進めたりするDIYワークショップが近くにある場合、そこを利用するのも一つの選択肢です。専門家からのアドバイスや設備の利用が可能で、安心して作業に取り組むことができます。

最後に、初めての塗装作業に挑戦する際、安全に注意を払うことが非常に重要です。適切な防護具を着用し、周囲の人々や環境への配慮を忘れずに行動しましょう。そして、失敗しても挫けずに、新たなスキルを身につける過程として楽しんでください。成功と楽しみがあなたを待っています!

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